配管継手テイクオフ計算機 | HydraulicCalc

中心間距離から実際の切断長さを計算。

配管のテイクオフとは、継手間の実際の切断長さを求めるためにセンター間(C-C)寸法から差し引く寸法です。溶接・ねじ込み・グルーブド継手はいずれも管の挿入量またはソケット重なり部分で長さを消費するため、正確なテイクオフ値はスプール製作・アイソメトリック図面・材料リストに不可欠です。このカルキュレーターはC-C距離・継手種類・サイズから切断長さを返します。

計算の仕組み

切断長さ L = D_cc − T_継手1 − T_継手2 で、D_ccはC-C距離、Tは各継手のテイクオフ値です。テイクオフは継手種類と規格によって異なります:炭素鋼スケジュール40の90°長半径エルボのテイクオフは、中心線から端面までの寸法として呼び管径の1.5倍です。短半径90°は1.0 × NPS、45°エルボは0.625 × NPS、ティー分岐も1.5 × NPS。ねじ込み継手では継手ごとに締め込み距離(通常呼び径の1/2)を追加で差し引きます。インチとミリメートル入力・NPSとDNサイジングに対応し、C-C入力と同じ単位で切断長さを表示します。研磨と面取り用に切断1か所あたり小さな余裕(3〜5 mm)を追加してください(手順で現場合わせが指定されている場合を除く)。

活用シーン

スプール製作

60インチのC-Cランに2つの4インチ長半径90°エルボを使うスプールを切断する配管フィッターが、それぞれ6インチのテイクオフを2箇所差し引いて48インチに切断し、エルボの形状が設計寸法を回復させることを認識した上で面取りを行います。

アイソメトリックから切断リストへ

アイソメトリック図面を製作用切断リストに変換する配管デタイラーが、2インチ スケジュール80のエルボとティーのテイクオフ表を適用し、手作業の調査に代わって数分で材料テイクオフ(MTO)と切断シートを作成します。

現場での修正

標準カタログと異なるテイクオフの6インチソケット溶接エルボを発見した現場溶接工が、切断長さをその場で再計算し、配管を構造鋼の基準線に対して垂直に保つために12 mmトリミングします。

よくある質問

テイクオフデータはどこから入手しますか?

継手のテイクオフ寸法は、溶接継手はASME B16.9、鍛造ねじ込み/ソケット溶接継手はASME B16.11、フランジ継手はASME B16.5に記載されています。メーカーカタログにも記載があります。

長半径と短半径エルボではテイクオフが異なりますか?

はい。長半径(LR)90°エルボのテイクオフは1.5 × NPS、短半径(SR)90°は1.0 × NPSです。カタログ図面には中心線から端面までの寸法が必ず記載されています。

溶接継手とねじ込み継手はどのように扱いますか?

溶接継手はテイクオフ寸法を全量消費します。ねじ込み継手は締め込み距離も消費します(通常継手あたり呼び径の1/2)。これを追加で差し引く必要があります。